ESSAY | The consciousness of kite

ESSAY | The consciousness of kite

いつもの散歩道。風がからだをすり抜け、木々の語りと交わり空の巡りに心委ねた。ゆっくり一歩を進めながら目を瞑るとインスピレーションが壮大に広がりだした。

” 凧を空・宇宙に飛ばす子どもがいます。心地よい風がその子を運びます。足は地に着き根ざす氣と共に安定しています。心地よい風がその子をスーっと果てしなく運びます。その子はその風に委ねています。

手には凧と繋がる糸を優しく持ちます。持つだけです。舵を取るのは手ではなく凧。その子は空・宇宙に舞う凧と景色を楽しみます。凧と共に意識があります。共に舵を取る手も見えていて繋がっています。そして風にのり続けていく。地の底を感じ、風にのり、日を浴び、海を越え、空・宇宙のように在る。

その凧は太陽を背にしてまるで光っているようです。太陽を過ぎ飛んでいって凧のように感じていた姿は消えてもずっと輝いています。ずっと輝いている。その輝きの先は、また輝きの先とつながっています。凧もその子もつながる全ても輝きに溢れる。その子が凧と空を見つめる眼差しのように。”

あなたはいつも今も耀いている。生きることは終わりなき歩み。それは、この地球でする大いなる至福。その耀きは、あなたもあなたと繋がる全てと地球と宇宙と耀く。

わたしたちはイマジネーション力豊かなエネルギー。美しく、それは心に身体にそして現象に現れる。みなの心をひとつにするならば、そこからエネルギーが生まれる。この世界・地球・宇宙と連動しているわたしたちは果てなくつながっていった。

満ち溢れている豊かなエネルギーが在る。地球には朝が来て夜が来る。この瞬間をこの心をその凧とある子どものように見つめていようと。

風が全身をすり抜けた。ゆっくり目を開く。いつものテンポで歩き出すいつもの散歩道。

心地よいイマとありますように。By Asaki